テレコンバータを使うくらいなら画像を引き伸ばしたほうがマシは昔の話
かつて、まだレンズの技術が未熟な古の時代においては、 テレコンバータは、望遠が手元にない場合や、とにかく画質は二の次で焦点距離を稼ぎたい場合において、妥協策として用いられてきた。
だが21世紀もだいぶこなれてきた今現在、テレコンバータは結構使えるように進化してきているのだ。
といっても、実は進化したのはテレコンバータ自体ではなく、カメラと取り付けるレンズの方なのだが。
論より証拠で、下記の2点の画像を 見比べてもらいたい。被写体中心部を等倍で切り出して比較したものだが、一見、ほとんど違いは見られない。ではなぜ、レンズが余計に増えているのに、さほど画像が劣化しないだろうか。... 続きを読む